2022.11.09
1階ロビーで立ち話をしていると、施設管理者のご婦人が寄って来て、「公共施設なので、貸部屋内では構いませんが、ロビーではマスクの着用をお願いしています」とのこと。そこですかさず自然共生党代表の谷本誠一呉市議会議員が、「それは強制ですか?」と問うと、すかさず「お願いです」ならば、「私達の自由ということですね?」と返すと、「本館のルールです。」と予想通りの回答となりました。
「先般政府が『マスク警察をしてはいけない』との通知を発したことをご存じありませんか?」すると管理者は、「そのようなものがあるなら見せて下さい。私達もそのような情報を知らないので・・・」そこで、用意していた10月14日付けで厚労省新型コロナウイルス対策推進本部が発出した「マスク着用に関するリーフレットについて(更なる周知のお願い)」を見せ、「本人の意に反してマスク着脱を無理強いしないよう、丁寧な周知をお願いします。」を読み上げました。
更に続けて、「今のは厚労省ですけれども、政府全体の新型コロナ感染症対策を仕切っている内閣官房からは、5月23日付け『新型コロナウイルス感染症の基本的対処方針(変更版)』の25頁が、この通知の大元になっています」と紹介しました。
彼女は、早速これらをコピーした上で、「勉強になりました。我々も助かります。」・・・何という素直な管理者であったでしょう?恐らく川崎市から管理を委託されている指定管理者の職員と思われますが、やはり「人による」ということでしょうか?コロナ脳職員だったら、一悶着あったかも知れません。過去も多くの事例を体験して来たからです。
ともあれ、このような心地よい気分で公共施設の利用ができることは、かつてなかったことです。これら二つの文書を持ち歩くことが重要だと、改めて痛感させられた次第です。