5類への引き下げ決定受け、新型コロナは収束に向かうのか?
去る1月27日、政府が新型コロナウイルス感染症を既存の新型インフルエンザ等感染症(2類相当=1.5類)からインフルエンザ並みの5類に、来る5月8日から引き下げることを正式決定しました。但し、コロナに対する医療費には自己負担が生じるものの、ワクチン接種は当面無料となりますので、油断は禁物と言えましょう。
また、PCR検査で無症状陽性の場合は、5類への引き下げの結果、感染症法第8条第3項の規程により感染症患者とみなされなくなります。ということは、無症状者を対象とした保険適用外の大規模PCR検査は無意味となりますので、感染爆発はなくなるものと推察しております。勿論5類になれば、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置もあり得ません。
加えて、懸案のマスクです。発表時に岸田首相が「マスク着脱は個人の判断」と、当然の内容を初めて明確に言及。それを受け2月1日に永岡文科相が、「マスクは家庭の判断」としつつ、「この3月での学校卒業式から適用する」と踏み込んだものの、直後にトーンダウンさせ「まだ決めていない」と右往左往しています。
しかも日本医師会は、「5類になったとしても、引き続き医療機関や介護施設等においては、マスク着用を求める」と発表しており、国民へのアンケート調査でも、5類になってもマスクを外すとの回答が19%に止まるなど、マスクを含め、コロナは簡単には終わりそうもありません。
そうは言っても、過去何度も5類引き下げが水面下で検討されはしましたが、その都度政治的圧力で跳ね返されて来た経緯があります。それが正式に決定したことはあまりにも重く、改めてコロナが医療利権に屈服した政治であったことを痛感するものです。
私としては、5類に踏み込んだということは、コロナパンデミックの大きな転換点であり、収束に向かうと考えています。マスクを2割の人が外せば、同調圧力が弱まり、ドミノ化で一気にノーマスク者が増えることでしょう。ワクチン接種者もこれから提起される集団訴訟も相まって激減するものと推察しています。
現に週刊誌が、ワクチンの欺瞞性を暴露する記事を掲載し出しました。後は隠し切れなくなった大手メディアが、これまで封印して来たワクチンやマスクの弊害に関するテーマを、いつ解禁するかが鍵を握っています。
いよいよ雪解けとなるか、それとも新たな医学パンデミックが仕組まれるのか、いずれにしても正念場となりそうです。
2023.2.4 自然共生党 代表 谷本誠一
追伸
去る1月21日、大江かおりさんが、広島県支部長に就任。これで栃木県に続き、2人目の支部長となりました。追って、党役員紹介欄にもアップする予定です。
また、来る2月26日(日)20:00~22:00、子どものマスクをテーマとしたZoom勉強会を開催することになりました。私と、会計の杉園寿里母子が出演し、全国から参加者を募っているところです。