2022.12.23
要望項目は下記6点です。
- 市立幼稚園、市立学校等におけるマスク着用の強要禁止
- マスク任意、マスク警察禁止における園長、校長、教職員、保護者への周知徹底
- 黙食撤廃の周知徹底
- 園、学校行事の縮小、中止の撤廃
- 園、学校生活時の行き過ぎた感染症対策(授業内容変更や換気等)の見直し
- 園、学校現場へのオミクロン株対応ワクチンの勧奨廃止
最初に岩垣淳子代表が趣意書を朗読。時々詳細な解説を挿入しました。これだけで何と50分もかかり、ギネス記録ものです。政府の通知をよく調べて、その根拠を盛り込みました。
続いて小松灯副代表が、署名数を報告。全て肉筆により、総数2,862筆、内広島市内が2,084筆となりました。
その直後、岩国市の市民団体「いわくに子どもの声を届ける会」「リトルレボルーション」の共同プロジェクトである、マスク自由化に係る全国の電子アンケート結果を踏まえた分析を代理報告。教員や保育士の中でも、86%がマスクは不要と考えていることが判明しました。
その主な理由として、教育・保育現場での同調圧力や上司からの命令に従い、仕方なく着けているというのです。この結果、家庭の判断も去ることながら、教職員等がマスクを外せないことが、結果的に児童生徒が外せないことに繋がり、子どもの精神発達に大きな悪影響を及ぼしていると訴えました。
尚、このアンケート分析結果は、要請書、賛同署名簿と合わせ、教育委員会の学校安全担当課長、課長補佐に直接手渡されました。
その後はフリートーク。保護者から、「マスクが新型コロナウイルス感染症に効果があるとのエビデンスがあるのか?」との質問に対し、課長は、国からの通知を読むと、「マスクには新型コロナウイルスを防ぐ効果が70%程度あると書かれている」と答弁しました。これは衛生管理マニュアル等に書かれているコンピュータ富岳による捕集率のことだと思われます。これに対して、「そもそも新型コロナウイルスの存在証明は国も広島市も示していない」「存在しないのに効果があるとは欺瞞そのもの」と谷本呉市議が斬って捨てました。
岩垣代表が、現場で苦しむ子ども達を一刻も早く救うため、文書回答を年内に返すよう強く要求。これに答えて課長は1月末を提示しました。これが行政という巨大組織の実情だと改めて岩盤の厚さを体感したところです。
尚役人側は当然マスクを装着。ノーマスクの陳情団に対し、⒉箇所の扉を開け放し、入念な換気対策を講じた上で臨みました。以前の谷本議員が立ち会った個別陳情では、濃厚接触しないように15分間の時間設定だったことを思うと、これでも進歩です。
その後は、「ひろしまるっと笑顔」の顧問・武谷智子さんが経営する自然食cafe&bar「ゆらり」にて反省会。今後の対策を練りつつ、交流に華が咲きました。
また、この日に先立つ11月15日。同店でノーマスク学校生活宣言者を中心に初会合があり、そこで会が発足したばかりでした。12月5日から署名募集を始め、ママさんパワーで短期間で多くの賛同者から生の声を聴け大収穫。やはり行動を起こさないと何も変わらないことを痛感させられた次第です。