自然共生党メールマガジン vol.20 (2023.8.31)

メールマガジン

予想通りの国家権力を忖度したマスク強制降機訴訟判決!

 一昨日8月29日、不肖によるノーマスク強制降機事件訴訟の判決が、広島地裁で言い渡されました。予想通りの結果で、航空法に基づく反復継続中止に係る命令、及びAIRDO航空約款に基づく降機命令の取り消し、加えてマスク未着用で航空機に搭乗できる権利の確認-3点は却下。1円の損害賠償請求は棄却されました。

 ここで、「却下」というのは、問題の本質論に敢えて踏み込まず、水際で振り払う、我が国司法における姑息な常套手段です。マスクが新型コロナウイルス感染症に予防効果があるとの科学的根拠やマスク着用に係る法的根拠を一切議論しないどころか、原告が要請した証人尋問や証拠採用を全て拒否したのです。
 ところが、この判決を受け多くの報道では、「原告の主張を退けた」とか、酷い表現になると「原告敗訴」という活字等が踊っています。これこそ、原告のイメージをダウンさせるメディアの情報操作、且つ国民への洗脳工作と言えましょう。
 尚、却下の理由として、「原告の主張は訴えることによる利益を逸失しており、不適法」というものでした。原告は不当判決として、即日控訴の意思を表明したところです。

 一方、これまでの第1審では、原告が弁護士を立てない本人訴訟で臨んだことから、裁判長が、3回の口頭弁論で計僅か22分しか審理を行いませんでした。これは、法律の素人を相手に軽くあしらおうという姿勢が透けて見えます。
 そこで第2審からは、桜井康統(やすのり)弁護士を代理人として立てることに致しました。彼は、自身も昨年11月に屋久島発伊丹行きのJAL便で強制降機させられ、今年2月に提訴に踏み切っており、私の気持ちが痛々しい程解る立ち場です。
 それを踏まえ彼は、裁判の建て付けを変更し、民法の損害による使用者責任を追及することを主戦場に移すと、記者会見で考えを述べました。
 そして、先日インタビューに応じた自然共生党サブチャンネルにおいても、「裁判官は国家権力を忖度した判決文を書かないと出世できない」という、我が国司法の限界を指摘しており、司法の壁に挑戦して行く覚悟です。具体的には、弁護士で5年間現場での苦労を積んだ後にしか裁判官になれないような法曹一元化を提唱しておられます。
 原告たる私と致しましても、この訴訟は、個人の問題に止まらず、国のワクチン接種を含めた誤った感染症対策を是正し、コロナ茶番を明らかにして行く戦い、マスク差別を受けた多くの国民の代表として戦う決意を改めて表明したところです。

 従いまして、自然共生党の政策に合致するマスク強制訴訟において、党員や支援者の皆様と共に情報共有を深め戦って参りたく、引き続きご指導の程、宜しくお願い申し上げます。

2023.8.31 自然共生党 代表 谷本誠一

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